''紙管''をもっと知ってもらう為に!
全国紙管工業組合の広報委員会とは
広報委員会の業務は、紙管の果たす役割・価値を広く知らしめると同時に、新たな紙管の可能性を情報発信し、紙管業界の向上と発展を目指すことにあります。
その為には、組織で一丸となって積極的な情報発信をすることが必要不可欠です。
紙管の果たす役割や価値、可能性をB to Bだけでなく、一般の人たちに知って頂き、理解・認知してもらうことも重要と言えます。
また、広報活動とは、事業領域の拡大、ビジネスチャンスの可能性を見つけるためのコミュニケーション活動でもあります。
つまり、組合員企業が自身の目指す方向・方針、事業内容の外部への理解・認知を得るため、あらゆる表現方法を駆使して行なう継続的対話関係を具現化することだと考えます。
その業務としては、広報機能と広聴機能に大別できます。
広報機能とは、
・組織外から組織内に
・組織内から組織内に (対内広報)
・組織内から組織外に (対外広報)
情報を発信する機能をいいます。
また、広聴機能とは情報収集活動をいい、組織内外の情報をインプットする機能をいいます。
広報活動は一部の担当者まかせでは大きな成果は期待できません。紙管業界に携わる一人ひとりが広報員の役目を果たしているわけです。
我々の事業の基本とは製造業であり、良い製作物を作ることが最大のPRですが、コンプライアンス重視、CSR(企業の社会的責任)、環境経営、人権デューデリジェンス等エンゲージメント重視の経営等々、組合加盟各社が真剣に社会と向き合っている事が重要です。
日常の業務の中にPRのチャンスがあることを認識して組合員全員が行動すれば多くの広報マンが存在することになり、その成果ははかり知れないものとなります。
全国紙管工業組合広報委員会としての目的
・紙管業界のイメージアップ、ブランディング
・紙管業界が抱える政策課題
・紙管業界のプレゼンス(存在感)向上
・紙管を含めた紙パ産業の仕組みと動向
・紙管業界の動向、統計の公表、沿革、歴史資料調査
・環境問題、SDGs等の取り組み
・会員企業向け教育・啓発、情報発信 等
広報担当者に求められる5つの役割
役割1. 社会に対して情報発信する
役割2.ステークホルダーとのコミュニケーションを図る
役割3. 事業活動に役立つ情報を組合内に共有する
役割4.加盟会社に課題を伝えて変革を促す
役割5. ブランディングに即した企業文化を醸成する
組合が広報活動を行う目的
コーポレート広報:加盟会社のブランディングやエンゲージメントなど加盟会社全般の課題を解決する
サービス広報 :紙管購入と問い合わせ、ファンを増やす
インターナル広報:組合意義の浸透など組合活性化を推進する
組合広報の具体的な6つの仕事内容
仕事1.会報誌「The Paper Tube」の作成・配信及びセミナーの開催
仕事2.メディア関係者への対応
仕事3.組合ホームページの充実と情報発信
仕事4.SNSを活用したコミュニケーション
仕事5.組合員に対するフォローや情報発信及び未加盟会社の情報取得と勧誘
仕事6. 展示会出展企画、工作教室開催、工作用キット開発
役割1. 社会に対して情報発信する
・広報担当者の1つ目の役割は、社会に対する企業・団体からの情報発信です。情報発信の際は「社会と信頼関係を構築する」目的を忘れないようにしましょう。加盟会社の売上げにつながるサービス・商品の情報発信だけでなく、組合の存在意義や組合理念なども伝えていくことが大切です。
・代表的な業務である「プレスリリースの作成・配信」や、「メディア関係者への対応」も広報PRの一環です。文章はもちろん、広報担当者が与える印象や行動も、見る人には情報として伝わります。そのため、担当者はコミュニケーションの一つひとつに細心の注意を払う必要があります。
役割2.ステークホルダーとのコミュニケーションを図る
・広報担当者の2つ目の役割は、組合の発信が世間にどのように受け入れられたかを把握することです。
・一方的な情報発信だけでは、社会から信頼を獲得しにくいものです。組合が発信した情報が世間からどう受け止められたかについて、反応を探って誠実に対応するのも、広報担当者の役割です。
・メディア関係者からはもちろん、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを通じて生活者の声を聞くこと、行政の方針に気を配ることも重要です。さまざまなステークホルダーの意見を取り入れながら組合の立ち位置を客観的に把握し、最適なコミュニケーションを考え、実践しましょう。
役割3. 事業活動に役立つ情報を組合員に共有する
・広報担当者の3つ目の役割は、社会からの反応やフィードバックを組合に還元して事業活動に役立てることです。
・加盟会社は、業界外の全ての情報をキャッチアップすることが遅れてしまうこともあるでしょう。そうしたときに、広報担当者が率先して社会からのフィードバックや動向を組合に伝えることが大切です。新たな視点でビジネスチャンスを見つけたり、潜在的なリスクにいち早く気づいたりすることにもつながります。
役割4.加盟会社に課題を伝えて変革を促す
・広報担当者の4つ目の役割は、時には経営に直結する課題を伝えて加盟会社の改革を促すことです。
・ステークホルダーからの批判、政局や業界の変化によるリスクなど、企業・団体としてのプレゼンスに直結する課題につきあたることもあるでしょう。これらを加盟会社に伝え、変革を促すことも、広報担当者のつとめです。
・社会からのさまざまな要請に応えるためには、組織風土や企業文化の改革が必要になることも。CSRやSDGsなどの取り組みを伝えることも重要です。短期的な痛みがあっても変化を恐れず、長期的な目線を持って行動していくことで、結果として加盟会社の持続的な成長につながるといえます。
・広報担当者はこうした進言を聞き入れてもらうためにも経営の視点を忘れず、加盟会社ともこまめにコミュニケーションを取るようにしましょう。
広報誌「The Paper Tube」の発行
1月、5月、9月 年3回の発行
・理事長年頭所感 ・社長就任 ・中小企業団体全国大会報告
・委員会活動報告 ・コラム ・経営功労者賞受賞
・地区部会会長挨拶 ・社会貢献事例 ・新製品紹介
・青年部会便り ・組合員会社紹介 ・100周年企業紹介
・青年部会活動報告 ・研修会報告 ・広告掲載会社商品紹介
・地区部会活動報告 ・通常総会報告 ・目次/編集後記
新時代に向けた広報活動とは
・組合の理念に基づいた広報活動
・組合の理念への理解や共感を得るための広報活動
・変化する時代に柔軟に対応する広報活動
・新たな社会価値や存在意義を見出すための広報活動
・企業、行政、自治体、各種機関、団体等のあらゆる組織と協調して発展するための広報活動
・組合の過去、現在、未来について深く掘り下げ、研究して発信する広報活動
組合員企業の皆様のための広報委員会として、進化しながら活動して行きたいと考えております。
ご協力宜しくお願い致します。